南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代(36)が、競技からの引退を表明した。
というわけで。そもそもはドラマでボクサーの役を演じたことをきっかけにボクシングに興味を持ち、その後 実際にボクサーとして活躍しました。
36歳という年齢を見ると、さすがに体力的にも…とは思います。
スタートが遅かったというのもあるでしょうし、体格的に 程よい対戦相手がなかなかいないということもありまして。いろんな意味で惜しいな〜とも。
それでも しずちゃんが真摯にボクシングに携わっていたというのは伝わってきますのでね。
「女子のボクシングはまだまだマイナー競技なので、広めるという意味でできることはやっていきたい」とも。
競技者としては一線を引くとしても、まだまだ可能性を秘めた存在です。
そして「これからはメガネ(相方の山里亮太さん)を殴っていきたい」というコメントも笑えました(^-^)
それからもう一人。
『亀田興毅が引退表明「いいボクシング人生だった」』という話題もありました。
日本時間17日に米シカゴで行われた河野公平とのWBA世界スーパーフライ級戦に0-3で判定負け。
「オレは試合前から、ラストマッチと思っていた。勝って終わりたかったけど、きれいさっぱりやめる。3階級制覇もでき、いいボクシング人生だった」と話した。
コチラもいろんな意味で話題になったボクサーでした。
親父さん、そして3兄弟も含めてのボクシング一家。常に対戦相手に挑発的な態度を取るなど、リング内外も併せて注目を集めていたのは事実。
一方で有識者からは、「ボクシングについては意外とオーソドックスなスタイル」と見られておりました。
反面、野次馬的に考えたら「あんなキャラなんだからもっとガンガンいけや!」と。そういうのを期待しちゃうよね。
そうすると試合がつまらないとも思われるでしょう。
また あの振る舞いも“キャラクター”であると。そういう風に見せているというのもなんとなしにわかります。
相手に暴言を吐き、ヒール・悪役になることで世間の注目を集める意味合いもあったのでしょう。
ただし、世間一般から あのキャラはコレっぽっちも受け入れられなかったようで。一にも二にも“強さを競う”ボクシングで ああいうのは期待していないと。そういうのはあったんじゃないかな。
仮にキャラで売るにしても、アレでは無かったのかな。
昭和の頃なら あんな勝気なのも面白がられたかもですが、平成の現代は 好青年のがウケがいいのよ。そこはシンプルにさ。
たぶん おそらく、ホントはいいヤツなのかもだけど、時代が悪かったのか、はたまた 時代を読めていなかったのか。
そんな2人のボクサーの引退の話題が立て続けにあったのでした。
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